皆さん、ANAスーパーフライヤーズカードをご存知でしょうか?
このカードは、ANAのマイレージクラブ会員向けに提供されるクレジットカードで、多くの特典が受けられることから人気を集めています。
そんなANAスーパーフライヤーズカードには、家族カードというものがあります。
具体的には、家族カードの申請方法やメリット、注意点とデメリット、各クレジットカード会社別のSFCカード概要について解説していきます。
ぜひ、この機会にANAスーパーフライヤーズカードの家族カードについて学び、ご家族での旅行や日常の生活をより充実させてみてください。
では、さっそく詳しく見ていきましょう。
1. ANAスーパーフライヤーズ家族カードの申請方法
ANAスーパーフライヤーズの家族カードを申請する方法についてご説明いたします。
以前は電話での申し込みのみでしたが、現在はVISAとJCBの両カード会社でウェブからの申請も可能です。
申請方法
ANAスーパーフライヤーズの家族カードを申請するには、以下の方法から選択できます。
1. ANA VISA / マスタースーパーフライヤーズカードをお持ちの方
- 三井住友カードホームページから家族会員の追加ができます。
2. ANA JCBスーパーフライヤーズカードをお持ちの方
- MyJCBから家族会員の追加ができます。ログイン後、「家族カード」申し込みボタンより申し込みください。
3. ANA ダイナースプレミアムカードやANA プラチナ プレミアムカードをお持ちの方
- ANAのマイレージクラブ・サービスセンターに申し込み書類の送付を依頼する必要があります。
- 電話番号はANA公式ホームページに掲載されています。
手続きの流れ
家族カードの申請手続きは以下のように進みます。
- 申し込み書類の送付依頼をANAマイレージ・サービスセンターに行います。
- 送られてきた書類を使用して申請手続きを行います。
- 家族カードの申請書類が自宅に送られてきます。
- カードが届く前にANA会員画面やスマホアプリでステータスの切り替えを確認できます。
以上の手続きを踏むことで、ANAスーパーフライヤーズの家族カードを申請することができます。
申請方法はクレジットカード会社ごとに異なる点がございますので、適切な方法を選択し手続きを進めてください。
また、別居している家族のSFC家族カードを申し込んだ場合、クレジットカード本体は本会員の住所に送付されますので、家族に受け取ってもらうようにしましょう。
スターアライアンスの空港ラウンジなどで必要なANAスーパーフライヤーズラウンジカードは、家族会員のもとに届けられます。
家族カードのラウンジカードはプラチナステータスではなく、スーパーフライヤーズカードのタイプとなります。
2. 家族カードのメリット
家族カードを持つことには以下のようなメリットがあります。
共有特典の利用
- 家族カード会員も、本会員と同じ特典を利用できます。
- SFCメンバーの場合、家族カード会員もANA・スターアライアンスの上級会員になれるため、優れた特典を受けることができます。
年会費の削減
- 一部のクレジットカードでは、家族カード会員の年会費が本会員よりも安くなることがあります。
- これにより、家族全員がプレミアム会員の特典を享受できると同時に、年間のコストを節約することができます。
利用枠の共有
- 家族カード会員は、本会員と同じ利用枠を共有します。
- 例えば、クレジットカードの利用限度額が500万円の場合、家族会員も500万円まで利用することができます。
便利なカードショッピング
- 家族カード会員は、本会員のカード決済を許可してもらえるため、自身のカードを持たずに便利に利用することができます。
- ただし、家族カード利用分の支払い義務は本会員が負うため、信頼関係が必要です。
SFC修行の協力者
- SFCメンバーの場合、家族カード会員もSFCメンバーとなることができます。
- これにより、SFC修行において家族全員が協力することで、SFCメンバーの特典を受けることができます。
家族カードを発行することには多くのメリットがありますが、注意点やデメリットもあります。
次のセクションでは、注意点とデメリットについて解説します。
3. SFCメンバーの特典内容と家族会員の違い
SFCメンバーシップには様々な特典がありますが、家族会員と本会員との間にはわずかな違いが存在します。
以下にSFCメンバーと家族会員の特典の違いを詳しく説明します。
本会員特典と家族会員特典の違い
- 家族会員はアップグレードポイントを使用して座席のアップグレードができません。
- 家族会員はSFCオリジナルネームタグをもらえません。
- 家族会員はライフスタイルマガジン「ANA-Logue」をもらえません。
- 家族会員はカレンダーやその他のプレゼントをもらえません。
上記の1番の特典は本会員のみ利用できますが、基本的には本会員が家族会員のために利用できるため、影響は限定的です。
2番から4番の特典は、飛行機に直接関係のないサービスであり、家族会員には必要のない特典です。
以下はSFCカードの家族会員と本会員の特典についての一覧です。
特典内容: 本会員 vs 家族会員
スターアライアンスゴールドメンバー: 〇 vs 〇
専用デスク: 〇 vs 〇
ラウンジ利用 (同行者1名同伴可): 〇 vs 〇
座席のアップグレード (アップグレードポイント): 〇 vs ✖
国内線先行予約: 〇 vs 〇
国内線座席指定の優先: 〇 vs 〇
空席待ちの優先: 〇 vs 〇
特典航空券の優先: 〇 vs 〇
優先チェックイン: 〇 vs 〇
手荷物受取の優先: 〇 vs 〇
手荷物許容量の優先: 〇 vs 〇
専用保安検査場: 〇 vs 〇
優先搭乗: 〇 vs 〇
成田空港でのマイカーバレー優待: 〇 vs 〇
羽田空港駐車場の優先予約: 〇 vs 〇
香港空港の優先レーン: 〇 vs 〇
フライトボーナスマイル: 〇 vs 〇
マイルからスカイコインへの特別倍率交換: 〇 vs 〇
IHG・東急・ANAホテルでの優待: 〇 vs 〇
SKYGO 無料SIMカード: 〇 vs 〇
ハーツレンタカーでの優待: 〇 vs 〇
会員ネームタグ: 〇 vs ✖
プレミアムメンバー限定ANAセレクション商品: 〇 vs 〇
プレミアムメンバー限定雑誌: 〇 vs ✖
プレミアムメンバー限定カレンダー・手帳: 〇 vs ✖
以上の一覧表からも分かるように、家族会員もほとんどの特典を利用することができます。
全ての特典の内容は公式HPからご覧いただけます。
SFCメンバーと家族会員の特典の差はごくわずかであり、家族会員もほぼ同じ特典を利用できることがわかります。
特典内容の多さから、SFC家族会員カードを発行することは非常にお得です。
飛行機を利用する機会がある方にとって、年会費をペイできるほどの特典が提供されています。
4. 注意点とデメリット
ANAスーパーフライヤーズ家族カードを申し込む利点は多いですが、同時に注意点やデメリットも存在します。
以下にそれらをご紹介します。
クレジットカードの支払いは本会員のものと合算される
SFC家族カードを利用する際には、クレジットカードの支払いは本会員のカードと合算されることになります。
そのため、支払いには十分な注意が必要です。
また、家族会員の支払いも本会員の責任となるため、共有するカードの利用についても慎重に考える必要があります。
本会員の解約により家族会員のSFCも解約される
SFC家族カードは本会員と関連しているため、本会員が解約すると家族会員のSFCも解約されてしまいます。
また、家族会員のみを解約した場合も同様です。この点については注意が必要です。
家族会員は本会員に依存している
最大のデメリットは、家族会員が本会員に依存しているということです。
家族会員は本会員によって会員資格を保持しており、本会員の意思で解約されることもあります。
そのため、家族会員の自立や選択の自由が制限される点に留意する必要があります。
年会費が高い
ANAスーパーフライヤーズカードの年会費は他のクレジットカードに比べて高額です。
特に家族カードの年会費は通常のANAカードよりも高くなることが多く、これはデメリットと言えます。
年会費を支払うメリットとのバランスを考慮する必要があります。
無償アップグレード特典はない
ANAスーパーフライヤーズ会員には、無償アップグレードの特典がありません。
特にビジネスクラスやファーストクラスを利用する方にとってはデメリットとなります。
他の航空会社のプログラムでは同様の特典がある場合もあるため、比較検討する必要があります。
国際線エコノミーでの座席指定が有料
ANAスーパーフライヤーズ会員にとって国際線エコノミークラスの座席指定は有料です。
この点はJALグローバルクラブ会員と比較すると不利な条件となっています。
上記が注意点とデメリットの概要です。
これらの要素を考慮し、自身の利用スタイルやニーズに合ったカードを選ぶことが大切です。
5. 各クレジットカード会社別SFCカード概要
このセクションでは、各クレジットカード会社が提供しているSFCカードについてご紹介します。
SFCカードは、ANAスーパーフライヤーズカードの略であり、会員にはANA上級会員ステータスと同等の特典が提供されます。
以下に、各カード会社別のSFCカードの種類をリストアップします。
JCB
- SFC JCB: ANAスーパーフライヤーズカード JCB
VISA
- SFC VISA: ANAスーパーフライヤーズカード VISA
MasterCard
- SFC Master: ANAスーパーフライヤーズカード マスターカード
ダイナース
- SFC ダイナース: ANAダイナーススーパーフライヤーズカード
アメリカン・エキスプレス
- SFC アメックスゴールド: ANAアメリカン・エキスプレススーパーフライヤーズゴールドカード
上記のリストには、各カード会社が提供するSFCカードの一部しか含まれていません。
SFCカードを選ぶ際には、自身のニーズやプライオリティに合わせて選択することをおすすめします。
なお、SFCカードは家族カードも発行することができます。
家族カードを発行することで、家族全員がSFC特典を受けることができますが、注意点やデメリットも存在しますので、詳細は別セクションでご紹介します。
最後に、SFCカードの選択は年会費やマイル還元率、旅行保険の充実度など、自身の優先順位に基づいて行うことをおすすめします。
SFC修行をするかたや旅行好きなかたにとって、SFCカードは大変お得な特典を提供してくれるカードとなります。
まとめ
以上、ANAスーパーフライヤーズカードの家族カードについて申請方法、メリット、注意点、特典内容などをご紹介しました。
家族カードを利用することで、共有特典の利用や年会費の削減、利用枠の共有など多くのメリットがあります。
ただし、クレジットカードの支払いや家族会員の解約など、注意点もありますので、ご自身の利用スタイルやニーズに合わせて適切なカードを選ぶことが大切です。
SFCカードはSFC修行や旅行好きな方にとって非常にお得な特典が提供されていますので、ぜひご検討ください。
よくある質問
Q1. ANAスーパーフライヤーズ家族カードを申し込む方法はありますか?
A1. はい、ANAスーパーフライヤーズ家族カードは、三井住友カードホームページまたはMyJCBから申し込むことができます。また、ANAのマイレージクラブ・サービスセンターに申し込み書類を送付する方法もあります。
Q2. 家族カードを持つとどのようなメリットがありますか?
A2. 家族カードを持つことで共有特典の享受、年会費の削減、利用枠の共有、便利なカードショッピング、SFC修行の協力者としての特典などがあります。
Q3. 家族会員と本会員の特典には何か違いがありますか?
A3. 家族会員はアップグレードポイントの使用や特典品の受け取りなど一部の特典が制限されていますが、ほとんどの特典を利用することができます。
Q4. 家族カードの申し込みには注意点やデメリットはありますか?
A4. 家族カードの支払いは本会員のものと合算され、本会員の解約により家族会員のSFCも解約される可能性がある点や、家族会員が本会員に依存している点などに注意が必要です。また、年会費が高額であったり、一部の特典が制限されるなどのデメリットもあります。